ジット株式会社

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ゴミとなる使用済みインクカートリッジがもったいない

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ジット株式会社

環境の取り組みに関する今後の方針についてお聞かせください。

これからは、インクカートリッジのリサイクルを積極的にPRしていくことが重要であり、当社は環境という点で他社に負けない取り組みを行っていると自負しています。

今後はリサイクル事業を広く知ってもらうためにも、積極的に情報発信をしていくことが必要です。

インクカートリッジのリサイクルにおいて、中身のインクまでを内製化をしているのは当社だけです。その技術を活用・応用して、さまざまな取り組みを行っていきたいですね。

オンラインでも貴社のインクカートリッジを販売していますが、ユーザーさんからは好評のようですね。

自社サイト「ジットストア」からも販売を行っているのですが、おかげさまで高い評価をいただいております。商品自体はもちろんですが、スタッフの迅速な対応についても高い評価をいただいているようです。また、商品発送の際にもひと言書いた手紙を入れるなど、お客様に気持ち良く買っていただけるようにさまざまなことを行っています。

インクについては、純製品と比較しても遜色のない色合いを実現できているのですか。

純製品と比べると、色合いはやや薄く感じるかもしれません。しかし、違いといってもその程度の差です。

リサイクルインクと純正インクの印刷見本の比較

確かに、汎用インクカートリッジはある程度の品質はあり、価格も安いのですが、当社のリサイクルインクカートリッジの良さを理解すると、ほとんどのお客様にはリピーターになっていただけます。

最後に、これだけは話しておきたいということはありますか。

リサイクルインクカートリッジは地球環境にも、お財布にもやさしい商品です。特に、時期的にも(※2013年11月下旬に取材)年賀状などのプリントには最適だと言えるでしょう。

現状では法人のお客様とのお取引が増えているのですが、品質を気にされる傾向があります。信頼関係にも影響するため、当社では品質には万全を期しており、その点でお客様からは高い評価をいただいています。一度品質が悪いというレッテルを貼られてしまうと、「だからリサイクル品はダメだ」と言われるし、二度と使ってもらえません。

また、当社ではアフターサービスにも力を入れており、それを理由としてリピーターとなっていただくお客様も多いですね。そのため、今後もアフターサービスを通じてお客様との信頼関係を築いていくことは大切です。

それらを実現するためにも、使い終わったインクカートリッジをゴミとして捨てるのではなく、回収ボックスを活用してリサイクルに貢献してほしいです。多くの方々に実践してもらえたら、今よりもずっと回収量が増え、もっと安価で商品を提供することができるはずです。

また、弊社ではお取引を始めるお客様や社員の家族、地域の方々に工場見学を実施しています。理由として、製品を作っている工場や本社で働く姿を見ていただき、安心して弊社の商品を使っていただきたいという思いがあります。毎年1千名を超える方が本社に来て工場見学を実施しています。ご興味のある方はぜひご連絡をしてください。

石坂様
貴重なお時間のなか、取材にご協力いただきありがとうございました。リサイクルインクカートリッジの品質の高さには驚きです。

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