環境への取り組みに関する今後の方針についてお聞かせください。
ここまでお話ししたように、大きな目標として「環境ビジョン2021」があり、それを達成するために環境計画が策定されています。第7次環境計画がスタートして2年目(※2013年8月に取材)を迎えていますが、まずは第7次環境計画の達成に向けて努力したいと思います。
そして、これまでの成果を踏まえて、できたこと・できなかったことを洗い出し、世の中の状況の変化も加味したうえで軌道修正していきます。
当社は「グローバル環境先進企業」を目指しており、日本のやり方を押し付けるのではなく、国や地域に合わせた(※ローカルフィットな)環境への取り組みを広げていくことが重要と考えています。
また、組織・従業員が自発的に環境への取り組みを実行し、製品・サービスを通じて市場に還元し、なおかつ当社の企業体質も改善されるというサイクルを継続できるようにしたいと考えています。
最後に、今回のようなインタビューを通じて、当社の取り組みをもっと多くの方に知っていただき、少しでもご理解いただければ幸いです。
高橋様 田中様
貴重なお時間のなか、取材にご協力いただきありがとうございました。創立100周年までに、「環境ビジョン2021」の目標を達成することを期待しています。
- 1970年代からすでに経営上重要な問題と認識
- 創立100周年までにCO2排出総量30%削減を目指して
- 環境問題への取り組みをグローバルに展開
- 環境に配慮していない製品などない
- グローバル環境先進企業を目指して