株式会社東芝

メーカー

2050年のあるべき姿を実現するために

23_toshiba_grph_03

株式会社東芝

東芝グループでは“3つのGreen”で環境経営を推進していますが、その内容についてお聞かせください。

当社では2050年のあるべき姿として「環境ビジョン2050」を掲げているわけですが、それを達成して“エコ・リーディングカンパニー(※)”を実現するためには、具体的な施策に落とし込む必要があります。それが「Green of Process」「Green of Product」「Green by Technology」という“3つのGreen”なのです。そして、それらを支える基盤として「Green Management」があります。

※同社では「環境視点が経営のあらゆるステージに組み込まれ、製品のライフサイクルを通じた環境性能が他社をリードするとともに、個人と社会に持続可能な新しいライフスタイルを提供している企業の姿」と定義している。

“3つのGreen”と「Green Management」

「Green of Process」とは“モノづくりの環境配慮”を意味し、CO2の排出量や水の使用量を減らす、廃棄物を減らしてリサイクルするなど、モノづくりに関するすべての環境負荷を低減し、グローバルNo.1の低環境負荷を追求するものです。

「Green of Product」は“製品の環境配慮”を意味し、製品自体の環境負荷を下げる、あるいは環境性能を上げることにより、全開発製品において環境性能No.1を追求し、ライフサイクルの各段階での環境負荷低減を目指すものです。

「Green by Technology」では、“エネルギーや環境技術”の分野において、技術の先進性や再生可能エネルギーの利用によりCO2排出量を抑制し、電力の安定供給と地球温暖化の防止への貢献を目指します。エネルギーを供給する側が環境に配慮すれば、日常生活で利用する人たちが意識することなく、世界全体でCO2排出量の抑制ができるはずです。

そして、これら3つの考え方に基づいて事業を進めていくうえで支えとなるのが「Green Management」です。これは“環境経営の基盤”を意味し、環境コミュニケーションやマネジメントシステムを継続的に向上させ、インテグリティ(健全性・誠実)を追求するものです。


関連記事一覧

タグ