当社では「森基金」という形で、お客さまから毎月一口100円で募金をお願いしております。この活動は、1993年から現在（2008年）まで続いております。

毎年現地の協会と協力して、インドに森を戻そうと活動しているのです。インドは人口が多く、開発も途上ということもあって、生活を維持するために自然環境についてどうしてもおろそかになってしまいます。そのため、自然はどんどん失われているのです。インド象やインドライオン、虎などといった野生の貴重な動物も、生活の場がなくなり減少しています。

そのようなこともあって、森を戻そうということで始まったのがこの活動です。2007年度は、予定していた数を大きく上回る177万本の樹を植えることができました。15年の間で、2,000万本以上の樹を植えていることになります。この活動によって、野生の象が戻ってきました。

インド沖地震で津波が起きたときも、当社の森基金によってマングローブなどの植林を行っていたことで、植林した地域に対する津波からの被害を抑えることができたという報告も届いています。このように自然を戻すだけではなく、それが結果として地域住民の生活に対する支援にもつながっており、社内外からたくさんの評価をいただいています。