イケア・ジャパン株式会社

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環境への取り組みはごく自然なこと-「IWAY」

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貴社の「気候変動防止プロジェクト」とは、どのような取り組みなのですか。

「気候変動防止プロジェクト」というのは、事業運営に関連する全分野で、CO2の排出量の削減を目指すものです。

詳細にいえば、各ストアにおける「IGR」のような取り組みはもちろん、今後実施していく予定なのですが、電球ひとつにしても、より長く使うことのできる省エネ製品を開発することや、LEDに切り替えていくことなどを意味します。

ちなみに、各ストアでは電気や水の使用量をCO2の排出量に換算し、毎月スウェーデンの本社にレポートを提出しています。

気候変動という観点からすると、まだ設備におけるCO2のインパクトは大きく、物流面でもトラックを大量に利用することによるCO2の排出量の増加という問題があります。物流面については、先述したように梱包に「フラットパック」を採用することで、積載量を最大限に増やして輸送回数を減らし、CO2の削減に貢献しています。積載面での無駄をなくして、できるだけ多くの量を1台のトラックで運ぶという、効率化を図っているわけです。

要するに、このプロジェクトは先述した製品サイクルの全体図のあらゆる部分において、気候変動に影響を与えるCO2の削減に、どれだけ貢献できるのかということに集約されるかと思います。

例えば、お客様が製品を使用するという側面からいえば、省エネ電球の販売数を増やすということなどです。これについては価格が大きなポイントであり、将来的にはいかに安く、サステナビリティに配慮した製品を提供できるかについて考えていく必要があります。イケアとしても、環境配慮した製品を奨励するようなアクションを積極的にしていかなければならないでしょう。

日本のストアのCO2の排出量の削減における貢献は、全世界的にどれくらいの順位なのでしょうか。

オペレーション的には、CO2の排出量の削減率はトップであり、リサイクル率に関しても1位です。

改善のアップ率についても、世界のトップ3に入るくらいだといえるでしょう。

世界のトップ3に入ると、表彰されたりするのですか。

表彰というほどではありませんが、本社からお褒めの言葉はいただけますね(笑)。


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