貴社では、さまざまな社会貢献活動を行っていますが、「屋久島自然保護活動」についてお聞かせください。
ティンバーランドでは、植林などの自然保護にも取り組んでいます。ティンバーランド ジャパンでも国内で日本の自然を守る活動をしたいという声があり、偶然にも屋久島出身のスタッフから屋久島での自然保護活動を紹介してもらうことになりました。
お話を伺うなかで、共感できることや興味深いことがたくさんあり、屋久島の自然保護活動を当社としてサポートしていきたいと考えはじめました。
具体的にはどのような活動を行っているのですか。
環境NPO「屋久島・ヤクタネゴヨウ調査隊」さんを通じて、屋久島と種子島にのみ自生する「ヤクタネゴヨウ(五葉松)」という絶滅危惧種に指定されている植物の保護・保全活動をサポートしています。
一般に松というのは2本1組の針葉なのですが、ヤクタネゴヨウというのはそれが5本1組となっているのが特徴です。現在(※2013年4月現在)、わずか1,500本から2,000本ほどしか自生していないと言われています。
基本的には、企業として活動をサポートするというスタンスなのですが、昨年(2012年)11月には機会があり、社員がヤクタネゴヨウの植樹に参加させていただきました。
今後も、サポートを継続していくのですか。
継続していく予定です。今年の春から夏にかけて(※3月22日から6月30日まで)店頭のプロモーションとして、「屋久島保護キャンペーン」というものを実施しております。これは、対象商品を購入していただくと、その売上金の5%がヤクタネゴヨウの保護・保全のために「屋久島・ヤクタネゴヨウ調査隊」へ寄付されるというものです。
※上3種がMEN’Sの「アースキーパーズTM ヘリテイジ ボート ツーアイ」、下8種がWOMEN’Sの「アースキーパーズTM クラシック ボート アイランド ボート シュー」
- 企業は世の中に良い影響を与えることができる
- ゆりかごからゆりかごまで-循環型商品への移行
- ヤクタネゴヨウを絶滅の危機から守る-「屋久島自然保護活動」
- クリーンでピースフルなイベントを-「ごみゼロナビゲーション」
- 植樹の目標200万本-「ホルチン砂漠緑化活動」